リビングやダイニング、子ども部屋から書斎まで
新しい生活提案とともにずっと使い続けられるモノを届けたい
学習家具のリーディングカンパニーとしてコイズミがめざすのは、子どものことを第一に考えた、成長に寄り添って永く使っていただける製品づくりです。「STUDY UP DESK(スタディアップデスク)」は、デザイン性や安全性、ライトも含めた機能性はもちろんのこと、デスクに向かう楽しさや学習空間としての快適さ、成長に合わせた可変性にもこだわっています。
2015年夏から発売を開始し、4年目を迎える「STUDY UP DESK」のコンセプトは、「リビング・ダイニングから使い始め、子ども部屋・書斎まで最適なスタイルが選べてずっと使えるデスク」です。「リビングで勉強させたい」という“リビング学習派”の増加や、学習デスクを新入学時に買うことにこだわらない“買い控え層”の増加という、2つの市場動向を分析し、マーケティング発想に基づいて開発しました。
“リビング学習派”増加は、「難関中学の合格者の多くが、小学校低学年期に子ども部屋ではなく、ダイニングテーブルやこたつで勉強していた」という調査が発表され、その情報が広まってきたことが背景にあります。コイズミファニテックが実施したアンケート調査でも、この情報を「知っている」という回答が96%に上りました。しかし、実際に学習デスクをリビングやダイニングに置くかどうかでは、「検討中」と答えた方は約20%にとどまる結果に。「学習デスクをリビングに置くには大きい」「デザインがインテリアと合わない」「子どもが本などを雑に置くと美しくない」などが多くの理由でした。
そこで、リビング学習派、買い控え層の方々にもアプローチでき、ご購入いただける学習デスクとして開発したのが、「STUDY UP DESK」です。
「STUDY UP DESK」の最大の特徴は、リビングではコンパクトに使え、将来、子供部屋などに移設した際は大きく使えるよう、10通りまで組み替えができる点です。組み替えは、従来のステップアップデスクでも可能でしたが、「STUDY UP DESK」で進化したのは、サイズも可変な点。基本105センチの天板がチェストやシェルフを組み合わせることで、129、147、さらに172センチのスーパーワイドまでの天板サイズを作ることができます。また、デスク、チェスト、シェルフはそれぞれ単体で使用できるため、リビングでの使用に始まり、独立した子ども部屋や大人になってからの書斎での利用も想定することができます。
工夫ポイントのひとつは、リビングで学習する際、家族や家庭教師がデスクの横に椅子を置いて教えやすいよう、デスクの脚を内側に付け変えられるようにしたこと。特殊な構造は特許を出願し、取得済みです。また、コンセントには、タブレット学習にも便利なUSB充電機能を搭載しています。
また、お子様が使う学習家具は、機能やデザインもさることながら、安全性が最重要です。コイズミファニテックでは海外の主力協力工場様にも試験機を導入し、工場と国内検査センターの2カ所で、独自の製品規格「KIS(Koizumi Industrial Standard)」に基づいた強度試験を繰り返し行っています。「STUDY UP DESK」についても試験をクリアすることで、製品の安全性を確保しています。
「STUDY UP DESK」のもうひとつの特徴は、リビングやダイニングに置いてもインテリアとなじむデザインと質感です。近年、コイズミファニテックでは、お客様の声をもとに、コーディネート性やインテリア性を重視した製品開発に力を入れ、個性を持たせた製品ラインナップを充実させることで、多様化するお客様のニーズに応えてきました。「STUDY UP DESK」についても、カジュアルからトレンド性のあるデザインまでラインナップしています。
リビングやダイニングに置くことを考慮すれば、椅子もインテリアになじむものでなければなりません。スタディアップデスクの開発に合わせて、コイズミファニテックでは、ダイニング家具のデザインを行っている外部デザイナーに椅子のデザインを依頼。従来の学習椅子とは一線を画す上質なデザインでありながら、お子様にも使っていただきやすいハイデザインな椅子も発売しました。 また、デスクに搭載したLEDライトは、シンプルなデザインと壁面に干渉せず傷つけない構造に。そのほか、デスクカーペットなど、周辺アイテムも充実させました。
「STUDY UP DESK」は発表以来、家具販売店様などに「今までにない発想のデスクですね」「コイズミファニテックらしい」と大変好評をいただいています。