“触れる・遊ぶ・感じる”プレキッズ事業を立ち上げ

KOIZUMI PRE KIDS ROOM Hagu

軽量なふすまの構造材を使い子ども基地をイメージした家具「Hagu_賢具」。使用後の分別廃棄も容易で地球にやさしい商品です

イメージ 京都の職人が製作した「Hagu_遊具」。省スペース(2帖)で設置でき、屋内でもお子さまがのびのびと遊ぶことができます
イメージ 青森県産のヒバ材や高級材のウォルナット材を無塗装で仕上げ、木のぬくもりを感じられる「Hagu_玩具」。子どもたちの自由な発想でさまざまな使い方ができます

コイズミファニテックは、56年目を迎える学習家具事業のノウハウを活かし、子どもたちの成長に寄与したいという思いを込めて、未就学児・幼児(1~6歳児)を対象としたプレキッズ事業「KOIZUMI PRE KIDS ROOM Hagu(はぐ)」を立ち上げました。「Hagu」というブランド名には、プロダクトを通じて子どもたちの「体」と「知」と「心」を健やかに育むお手伝いがしたいという思いを込めました。

こだわりの一つが、国内生産です。国内提携工場の職人の手による高品質なモノづくりを実現しました。また、SDGsの観点からも、間伐材の活用や循環型梱包材の使用など、リサイクル可能で廃棄がしやすい設計を重視しました。

商品は、「Hagu_遊具(ゆうぐ)」「Hagu_玩具(がんぐ)」「Hagu_賢具(けんぐ)」の3シリーズを展開。「Hagu_遊具」は、京都の椅子張り・張り替え職人が、木組み・ウレタン加工・縫製・張り込み作業を行いました。子どもたちの好奇心や運動欲求を満たしながら、安全に遊ぶことができる遊具です。ご家庭だけでなく、商業施設での利用など、新しいビジネスモデルも想定しています。「Hagu_玩具」はヒバ材を無塗装で仕上げ、木の香りや木肌の温もりを感じられる玩具などです。教育ビジネス業界の知見も得て、子どもの知育に寄与するものを目指しました。無塗装にすることで木の経年変化を楽しむことができ、大人になってもインテリアの一部として使い続けられるよう、シンプルなデザインにしています。また、「Hagu_賢具」はふすまの構造材である、しなやかで丈夫な紙板を素材とした家具です。軽量のため物流負担が軽減され、可動しやすく、レイアウト変更がしやすいという特徴があります。プレキッズステーションやプレキッズベンチなど、子どもたちが落ち着くことのできる空間を提供することで、空間の使い方を考えたり、自分たちでルールを決め収納・整理したりする習慣が育まれます。就学前からコイズミの商品に親しみ、触れていただくことで、健やかな成長に貢献できるよう、商品づくりを進めています。

KOIZUMI SPIRITS
新規事業の立ち上げには、「_違う発想がある」という進取の気性が発揮されています。「Hagu」は、これまでのビジネスモデルとはまったく異なり、受注生産によるスタイルを取っています。未来ある子どもたちと社会のために、挑戦し続けます。
河内 直広
[事業開発リーダー]
コイズミファニテック株式会社
山本 哲也