多様化するライフスタイルに合わせ、
学習家具で子どもたちの成長をサポート

学習家具事業新商品開発

ライフスタイルが多様化する中、コイズミファニテックでは学習デスクの魅力を再発信すべく、リ・ブランディング活動を推進しています。

今年度の新商品の一つは、幼保施設の教育方針などでも実践されているモンテッソーリ教育※の考え方に注目し、開発を行いました。「未就学の幼児期から自分専用のデスクと椅子があることで、“自己教育力”を発揮し、また、物を大切にする心も育んでもらいたいという思いから、一時期しか使えない幼児向けデスクや椅子ではなく、大きくなってもずっと使い続けられるようにと考え開発しました」(上城)

デスクの高さは2段階に調整でき、幼児期を終えると一般的な学習机の高さに組み替えることができます。また、椅子はシェルフの一部となってランドセル置きになるよう設計されています。「幼児向けデスクの課題である“一時期しか使えない”点を、コイズミの得意とする組み替え機能で解決しています。幼児期から中学生や高校生になるまで長い期間使っていただけるよう耐久性も兼ね備えています」(徳尾野)

電動昇降デスク

もう一つの新商品である電動昇降デスクは、リビング学習が多い現代の学習スタイルに合わせて開発しました。これまでにも電動昇降タイプは発売していましたが、リビング・ダイニングに置きやすく、かつ将来子ども部屋へ移るときも使い続けられるようなサイズ感を実現。また、子ども部屋へ移設せずそのままリビング・ダイニングに置き続けることも想定しています。「お客様のご意見として、『子どもがダイニングのテーブルとチェアで宿題をしているが、勉強するには高さが合わず姿勢が気になっている』というお声がありました。保護者のそばで安心して学習できる環境はそのままに、勉強するルーティンを崩すことなく、リビング・ダイニングに置いていただけるような商品を再検討しました」(徳尾野)

最大の利点は、電動で手軽に天板の高さを微調整できるので、子どもから大人までそれぞれの身長に合わせた適切な高さに合わせることができ、また立ち姿勢での学習や仕事にも対応できる点です。「リビング学習の課題の一つである“インテリアを阻害してしまう”という点もクリアするため、シンプルなデザインかつ家族で共有しやすい機能を備えた電動昇降デスクが最適解なのでは、という発想から今回の開発につながりました。勉強スペースとしてはもちろん、ボタン一つで高さを手軽に変えられるので、大人の方もテレワークや作業などに使っていただきやすくなっています」(稲葉)

家庭内にデスクがあることで、“ 思い立ったときにいつでも勉強できる” 場が提供できるよう、コイズミファニテックはこれからも子どもたちと家族のためのサポートを続けていきます。

※20世紀初頭にイタリアのマリア・モンテッソーリ医師によって考案された教育法

徳尾野 仁
[商品開発]
コイズミファニテック株式会社
徳尾野 仁
コイズミファニテック株式会社
[商品開発]
コイズミファニテック株式会社
上城 早紀子
コイズミファニテック株式会社
[商品開発]
コイズミファニテック株式会社
稲葉 一起