2024年度は、全国に5カ所開設しているライティングラボを活用した営業活動も本格化し、お客様に満足していただけた手応えを感じています。特に東阪のラボで開催した内覧会では、独自性のある製品や制御システムの紹介を通して、照明のトレンドや手法、創造性を体感していただけました。また、エリア別内覧会では、全国10カ所で「akari CUBE24」を開催しました。
国内のみならず海外にも多くの製品を納入しましたが、ぜひ注目していただきたいのが、大阪・関西万博の玄関口となる夢洲駅です。当社のライン照明「Solid」シリーズを使った光の演出が採用され、世界中から集まるお客様に未来感のある空間を体感していただいています。
2025年度は、基幹システムの再構築を完了し、データに基づいた事業運営を本格的に開始します。長期を見据えた在庫管理や受注管理もできるようになることで、生産性向上にもつながると考えています。地政学リスクも高まる中、確実にお客様満足度を高められる体制を整備し、事業ポートフォリオもデータに基づき、市場ニーズに合わせた事業展開を行い、住宅、店舗・施設向けの商品力、営業力強化によるシェアアップを目指します。
一方で、事業成長とESG経営の両立も重視します。メーカーである私たちが取り組むべきことは、カーボンニュートラル実現に貢献する環境配慮型製品の開発です。当社では以前から開発担当のKPIにCO2排出量削減を設定するなど、環境配慮を前提とした製品開発を行ってきました。省エネ効率を高めることもできる制御システム「DALI」対応器具をはじめ、さまざまな切り口から、照明器具を進化させ、光品質・デザイン・環境配慮にこだわったものづくりを進めていきます。また、そうした開発姿勢や製品を認めていただく外部評価として、SBT(Science Based Targets)認証の取得にも挑戦します。
さらに、新人事評価制度の定着と関連制度の見直しを図り、社員が評価に納得し、仕事にやりがいを感じられる適材適所の人財活用を進めます。成長が期待されるグローバル事業で活躍できる人財や、データを活用し、数字で語れる経営者としての感覚を持った人財を育成。そして、お客様のニーズを満たす商材とともに、空間の付加価値を高められる提案を行ってまいります。