照明、家具、家電の各業界特性に特化した物流サービスを提供

コイズミ物流株式会社では、グループ各社のみならず、外部のお客様に対して、それぞれの業界の事業特性に特化した高品質な物流サービスの提供をめざし、2016年に組織体制を再構築しました。また、メーカーの物流会社として培ってきたノウハウと全国に物流ネットワークを持つ強みを活かし、3PLなどの事業もより一層強化・拡大しています。

業界特性に特化した物流サービス

全国的な視野で各業界のお客様と折衝・提案することで、
さらなる積載効率の向上とコスト削減を実現

コイズミ物流株式会社は、グループ会社のコイズミ照明株式会社(照明事業)、コイズミファニテック株式会社(家具事業)、小泉成器株式会社(家電事業)の物流機能を担っています。2016年4月には各事業への対応力を高めるため、組織体制をそれまでの東西エリア軸から事業軸に替えて再編。事業ごとに統括部門を据えるとともに、各業界の外販を担う統括部門も設置。合わせて4つの部門による運営を開始しました。これにより従来、東西の所長が行っていたグループ各社や外部企業との折衝を、4人の統括部長が全国的な視野で行えるようになり、商品や配送先が大きく異なる業界ごとに特化したサービスや物流品質を提供できる体制が整いました。

これ以前に2015年には、東大阪営業所を大阪営業所(南港)に移転。照明・ 家具・ 家電の商品配送を行っている近畿3拠点間の距離が格段に近くなり、積載効率の向上やコスト削減というメリットが生まれていました。そのため今回の組織再編では4人の統括部長が全員、大阪営業所に席を置き、コミュニケーションを密に取れる環境も構築。商品の共同配送はもちろん、トラックや人の配置・運用により、事業領域を超えた混載についても柔軟な対応が可能となり、営業所移転によるメリットを本格的に発揮できるようになりました。

物流ネットワーク

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運送業界が抱える課題解決にもつながる3PLを
外部の企業様に向けて積極的に展開

外部のお客様の物流受託については、年々取り扱い量を増やしています。当社の強みは、全国に張り巡らせた輸配送ネットワークと、メーカーの物流子会社として培ってきたノウハウです。最近では商品配送だけでなく、輸送・荷役・保管をトータルで請け負う3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)を積極的にご提案しています。

2016年8月には、通信・電設資材メーカーのマサル工業株式会社様の大阪倉庫をコイズミ物流大阪営業所内に移転していただき、西日本エリアにおける3PLを開始しました。北陸への商品配送に課題を抱えておられる中で、当社のホームページを見てご相談いただいたのがきっかけです。同社とコイズミ照明は、商品や配送ルートに共通点が多いことから、輸送コストの削減や納期短縮などにおいてメリットを感じていただいており、今後は全国へも展開していく計画です。

3PLのニーズが高まっている背景には、一定以上の積載量を持つトラックに運行記録計の装着が義務づけられ、長時間・長距離輸送が困難になったことや、ドライバー不足などによって、商品在庫を配送先の近くに持つ必要が出てきていることもが要因です。コイズミ物流では2018年夏までに関東と関西で新たな倉庫を既存営業所の近くに配置し、こうしたお客様のニーズに応えていきます。

3PL物流サービス

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