搬入作業は、一車両10分以内に終わらせるよう徹底しました
2019年6月、大阪を代表する繁華街である難波に、都市型家電量販店のエディオンなんば本店が開業しました。近年では、訪日外国人観光客にも人気のある活気溢れるエリアで、三方をアーケード商店街に囲まれ、真向かいには老舗百貨店と、これほど恵まれた商業立地はありません。しかし、このような環境は、建設工事や搬入においては、導線の確保が難しいことを意味します。当社は、コイズミ照明による実績紹介を機に、数々の大型プロジェクトを完遂したことに対する信頼をいただき、搬入業務全般をお任せいただきました。施工会社や什器メーカーなど約100社を統括し、この難題に挑戦しました。
「事前情報は、搬入口は1カ所、搬入期間は80日間で、深夜1時から早朝6時までの夜間のみ。試算では、搬入できるトラックは1日当たりたったの8車両でした。しかし、難しければ難しいほど挑戦したくなるのが当社のDNA。何とかしなければと、建設工事中に現地調査を行い、搬入経路の確認と他の搬入経路を模索しました。いざ搬入作業が始まってみると、やはりこのままでは納期に間に合いません。そこで現地調査と長年蓄積したノウハウをもとに、搬入口の追加を提案しました。途中で難航してもすぐに方向転換できるように、何通りもの筋書きを準備して、地域の皆さまや関係省庁との交渉や調整に臨んだ結果、1日当たり30車両以上を搬入可能にしました。さらに重要なことは、周到に段取りをしても、現場作業のスペシャリストが揃っていなければ、現場を安全に運営し、プロジェクトを完遂することはできないということです。強い責任感を持ち、高度なスキルを持った人材が充実していることも、当社の強みですね」（越前）
ホリウチ・トータルサービスでは、多くの実績に裏打ちされた搬入計画の立案とそれを確実に実行するスペシャリストが、お客様のプロジェクトを成功に導くことをお約束します。
難波の新しいランドマーク エディオンなんば本店
現場作業のスペシャリストが滞りなく作業を進めました
