全国にリゾートホテル「共立リゾート」やビジネスホテル「ドーミーイン」などを運営する共立メンテナンス様。2022年4月、新たに「ラビスタ東京ベイ」が誕生しました。地上14階、12タイプ全582室の大型リゾートホテルで、東京湾と都心の夜景を望む最上階の天然温泉をはじめ、多彩な設備とサービスに、開業早々人気が集まっています。
同施設の開業準備にあたり、当社は共立メンテナンス様から、FF&E(家具・什器・備品)、OS&E(消耗備品)の納品業務の現場管理をご依頼いただきました。建設工事が同時進行するなか、ゼネコン様の工事のもと、半年間、納入メーカー様8社の工程管理、搬入管理、車両管理業務を実施しました。
「これまで共立メンテナンス様の開業準備には、一部のメーカー様の搬入・設置を担当する立場として数多く参加させていただきましたが、全てのメーカー様を統括する現場管理業務を任せていただいたのは今回が初めてです。当社の熟練の作業者による丁寧な仕事ぶりや、他の大型ホテル開業準備での統括管理の実績を評価いただき、今回のご依頼につながりました」(鈴木)
プロジェクトを成功させるため、まずキックオフの段階で、これまでの知見を注ぎ込んだルールブックを作成し各メーカー様と共有。毎週更新する工程管理表と併せて、無事故無災害を目指し啓発活動を徹底しました。今回は、各階ごとにFF&EとOS&Eの納入・設置を進める必要があったため、一日あたりに出入りするメーカーが多く、特に現場リーダーの手腕が求められました。
「出入りする作業員全員にルールを徹底するためには、入場者教育や日々の朝礼、昼礼、巡回点検が欠かせません。現場リーダーの力量や管理体制が問われますが、社内での協力やバックアップがあったからこそ、これほどの長期・大規模現場でも務めることができました」(髙原)
ルール変更やさまざまな制約もありましたが、当初の計画通り無事に完納することができました。
ホテルの開業準備の肝となる搬入・設置管理。当社は数多くの現場で蓄積したノウハウを詰め込んだ計画力と、品質に妥協を許さない人財力で、開業の現場をサポートいたします。