株式会社ホリウチ・トータルサービス

株式会社ホリウチ・トータルサービス
代表取締役社長
熊野 裕章

誠実な対応と技術力を武器に
ハイレベルなサービスを提供できる企業へ

ホリウチ・トータルサービスは、近年の新規ホテル開業と既存ホテルリニューアルの需要を受け、FF&E(家具・什器・備品)、OS&E(消耗備品)の搬入管理業務を拡大し、増収増益を継続しています。ホテルFF&E事業の需要は今後も続く見通しですが、特に搬入の難度が高いラグジュアリーやアッパーアップスケール(4つ星以上)に対応するため、今期は当社の技術力やノウハウを発揮する特別チームを創設します。また、都市部のみならず、地方都市でも開業やリニューアルが増加していることを受け、全国で体制強化をしていきます。一方、ポートフォリオのバランスを改善するため、ホテル事業以外のオフィス、商環境分野でも什器メーカーのお客様のご要望に応えるために体制を強化しています。

新中期経営計画では、「高い技術力の発揮と誠実な対応によりお客様に感動を与えられる企業になる」を経営ビジョンとしました。ホテルFF & E事業においては、事業主、デベロッパー、ホテルオーナー様からの直接受注で、全体の搬入管理業務をお任せいただくことが増えています。ホリウチに任せておけば安心、確実だと信頼されるような仕事を重ね、より存在感を増していきたいと考えています。また、オフィス・商環境事業では、各地で什器メーカー様のご要望に応えられるよう、地域No.1の施工品質を目指します。

そのための重要課題が、無事故・無災害の現場達成です。経験値が浅いスタッフのフォロー体制やリスク回避のためのルール徹底など、飽くなき取り組みを進めていきます。そして業務効率化にも取り組まなければなりません。当社の現場数は、東京エリアだけで大小合わせ年間約6,000件あります。それらの業務管理は、従来はマンパワーに頼っていましたが、基幹システムの再構築を進め、業務効率化と見える化を図り、現場ごとの収支管理を高度化していきたいと考えています。

また、人材の確保も重要です。社員が力を最大限発揮するため、総合職と技術職を分けた新人事制度を導入しました。技術職については多能工化を進め、実力に応じた評価を行うマイスター制度を確立するほか、搬入計画全般の管理ができる人材のキャリア採用も強化します。

数年前から取り組んでいる廃棄マットレスの再資源化は、当社が主導となってリサイクルシステム処理フローを確立し、徐々に実績を重ねています。また、女性総合職・技術職の採用も継続し、誰もが活躍できる職場づくりを推進しています。あらゆる課題を克服し、社会にもお取引先様にも社員にも信頼される会社となり、企業価値の最大化を目指します。