オフィスビルで働くワーカーのための専用ラウンジに納入。照明計画はコイズミ照明が担当しています
ハローリビングでは、重点方針として掲げる『売り方を変える』『売るモノを変える』を実現するため、常に“新しい商材”を探し、それらを活かしたソリューション提供活動に取り組んでいます。
昨年度は、新たな商材『レジン※』を使った特注のカウンターテーブルを、株式会社スペース様を通じて『ハービスOSAKA』オフィスワーカー専用ラウンジに納入しました。
ハローリビングがレジンと巡り合うことになったきっかけは、異業種交流会でした。高い技術や素晴らしい素材がありながら、販路や納入実績が少ない工房等は多くあります。あらゆる可能性を秘めたレジンもその一つでした。ハローリビングなら、それらをつなぐ架け橋の役割も担えるのではと、協業の機会を模索していました。その後、レジンを紹介いただいた匠叡技研様と、原材料メーカーであるアルテコ様、実際に製作しカタチにする工房である芳賀製作所様との協業により、魅力的な素材であるレジンを活かした商品の提案企画を検討することになりました。
そんな折、コイズミ照明の協力もあり、商空間プロデュースを行う株式会社スペース様へ、ポップアップ形式で商材紹介の機会を得ました。そこでサンプル展示したレジンが、チーフデザイナーの方の目に留まり、『宇宙・星空』というイメージを具現化できないかとのお声がけをいただきました。そして、同社のデザイナーの方々と、芳賀製作所の方々とともに、耐久性や安全性、品質など細部を含めたプランを固めていくことになったのです。「コイズミ照明で店舗や施設の開発営業を担当していた頃から、スペース様とは協業させていただいておりました。同社は以前から、“今までにない何か新しいもの”を求めていらっしゃったため、ハローリビングだからこそご提案できるものがあるのではと考えていました」(西田)
※別名エポキシ樹脂。合成樹脂の一種。
何度も打ち合わせを重ね、レジンとミズキの一枚板を融合させた一点物のカウンターテーブルが誕生。「現地へ納品し、お披露目した際には、見守る関係者から歓声が上がり、私も鳥肌が立ちました。お客様にご満足いただけたことは何よりうれしかったですね。スペース様はもちろん、匠叡技研様、芳賀製作所様、アルテコ様、各社がつながり、唯一無二の商品を作り上げ、ハローリビングの役割も発揮できたと思います」(西田)
今後も、お客様が持たれているイメージや理想像を具現化するために、まずは「ハローに相談してみよう」と思っていただけるよう、ソリューション営業活動を推進していきます。