株式会社ハローリビング

株式会社ハローリビング
代表取締役社長
上原 正人

提供価値の最大化と最適化により、
一目置かれる企業に

会社の10年後、20年後を見据えたとき、若手社員が未来を語れる会社になることが必要です。新設住宅着工が先細りとなる中で会社が成長するためには、まず自分たちが変わらなければなりません。そのため、第7次中期経営方針の重点方針を「提供価値の最大化と最適化により『一目置かれる企業』になる」とし、スローガンを「Bethe Change!」としました。前中期経営方針において取り組んできた変革を継続し、「売り方」「売るモノ」「風土」の3つを変えていきたいと考えています。

1つ目は「売り方」です。お客様のご要望を待つ受動的営業から、攻めの営業へ変えていきます。担当者・責任者・経営層による『三層営業』を展開して、お客様との接点を増やすことで営業力を強化します。そして常に新規商材、プラスワンのアイテムを提案し、照明、エアコン、カーテン、壁装材だけではない幅広い品揃えを誇る当社の強みを活かしていきます。

2つ目は「売るモノ」です。従来は照明とエアコンの物販と取付工事が中心でしたが、商材を拡大し、施工請負物件やインテリアコーディネートの受託も増やしたいと考えています。今期から、営業とインテリアコーディネーターで構成するソリューション営業グループを発足し、マンションの共用部やホテル、病院、老健施設等、デザイン性が求められる案件に向けた提案活動を推進しています。また、新商材の開発にも注力しています。昨年はエポキシ樹脂を固めて一点ものの装飾品ができる「Resin +」を開拓、提案しました。独創性を求めるお客様から評価を受け、納入実績もできました。

3つ目は「風土」です。お互いを認め合い感謝を示すことができる社内専用SNSの活用や「語る会」によるコミュニケーションの活性化を進め、一方で内部統制委員会の活動も進めてきました。今年度も風土改革委員会と内部統制委員会の両輪で風土改革を進め、さらにエンゲージメントの高い会社を目指します。

以上の3つの変革の基盤となるのは、人財価値の最大化です。研修の実施や資格取得の推奨のほか、オーダーメイドスタイリストによるビジネススタイリングセミナーも実施しています。社員の一挙手一投足、全てにおいて「一目置かれる企業」になるために、お客様が求める価値を最大化、最適化して提供していきます。